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2025.02.20更新

Apple Musicのデータ通信量はどれくらい?節約する方法も解説!

音楽聴き放題の「Apple Music」。音楽を聴くうえで便利なアプリですが、使い続ければデータ通信量が膨らんでいきます。具体的にどれくらいのデータ通信量か、そしてその節約方法を解説。

1億曲以上の楽曲を聴き放題の「Apple Music」。音楽好きにとっては色々と楽しむ事のできるサービスではありますが、通信量の使い過ぎを気にする方は多いと思います。音楽を聴き過ぎて気づかない間に通信制限がかけられてしまうとつらいですよね。

この記事では、具体的にどれくらいのデータ通信量になるのか、そしてどうすればそれを節約できるのかを解説していきます。

チェックマークの画像

この記事のポイント①:音質ごとにかかる通信量をご紹介

標準音質と高音質で再生した時にそれぞれどれくらいの通信量がかかるのか目安となる数値を紹介しています。

チェックマークの画像

この記事のポイント②:通信量を節約する方法を解説

音質を下げる、ストリーミング再生をオフにするなど通信量の節約方法を紹介しています。

チェックマークの画像

この記事のポイント③:オフライン再生なら通信量ゼロで再生可能

曲やアルバムをダウンロードすることによってオフラインでの再生が可能になります。

1曲でどれくらいの通信量?

Apple Musicでは、2種類の音質があります。「標準音質」(128kbps)、「高音質」(256kbps)の2種類と比較的他のストリーミングサービスと比べると音質の選択できる項目は少ない傾向にあります。

各音質の大まかな通信量を表にすると以下の通りです。

  1曲(5分)の通信量 1時間の通信量
標準音質(126kbps) 約7.3MB 約84MB
高音質(256kbps) 約17MB 約204MB

1日2時間流せば月60時間。最高音質で1時間流した場合、200MB以上使用してしまうことになります。通信キャリアで大容量プランを契約している人なら大丈夫かもしれませんが、多くの人にとっては音楽だけで200MBというのは「多い」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでは、通信量を節約するにはどうしたらいいのでしょうか。

節約する方法(1)音質を下げる

とても分かりやすく、かつ誰でもできる方法がこれです。音質を下げれば当然通信量は減ります。最高音質から標準音質に下げれば、通信量は理論上減らすことができます。

しかし、音質を下げると必然的に音のクオリティも下がってしまいます。「音質を下げたら音楽が楽しめなくなっちゃうよ!」という人も多いでしょう。そういう人は以下の方法を検討してみましょう。

節約する方法(2)Wi-Fi環境のあるところで聴く

自宅やカフェ、学校や職場でWi-Fiを使って通信すれば、そこでの通信分は通信量には入りません。

音楽に限らず、動画コンテンツなどを見るときにも使える方法です。ただ、当然ながらWi-Fiがつながっていない環境ではできませんので万能ではありません。特にApple Music利用者には移動中に音楽を聴きたい人が多いと思います。そういう場面ではなかなか使いにくい方法です。

節約する方法(3)ストリーミング再生機能をオフにする

Wi-Fiを利用して音楽を聞いていたのに気づかない間にWi-Fiの接続が解除されて、いつの間にか通信制限がかけられてたなんて経験をした方も少なくはないでしょう。
そんな時に便利なのがこの機能です。この機能を活用すれば、Wi-Fiに接続されていない時には再生できないようになります。
これからその設定方法をご説明します。

iPhoneで「設定」アプリを選択している画像

まずホーム画面の設定をプッシュ

設定で「ミュージック」を選択している画像

設定内の「ミュージック」を選択

設定で「モバイルデータ通信」を選択している画像

モバイルデータ通信を選択

モバイルデータ通信で「ストリーミング」をオフにした画像

ストリーミングのチェックをOFFにします

これで設定は完了となります。
一度Apple Musicを開いて確認してみましょう。

iPhoneのWi-Fiをオフにした画像

チェックの為一度Wi-Fiをオフにします。

Apple Musicの楽曲が再生できないようになったことを確認する画面

Apple Musicの楽曲をみてみるとこのように再生ができないようになります。

節約する方法(4)Wi-Fi環境でダウンロードしてから再生する

楽曲をスマホなどにダウンロードしてオフラインでも聴けるようにすることができます。この機能を使い、先にWi-Fi環境で聴きたい曲をダウンロードしておき、それを外でオフライン再生すれば、通信量はかかりません。

オフライン再生をするためには、アプリ内の楽曲をダウンロードする必要があります。

Apple Musicで「+追加」を選択している画像

Wi-Fiにつないだあと、聴きたいアルバム、楽曲を開いたら「+追加」の項目をオンにしましょう。すると、ライブラリに曲が追加されます。

Apple Musicでクラウドマークを選択している画像

楽曲をライブラリに追加した後、上記のクラウドのマークが現れますのでダウンロードしたいアルバム、楽曲のクラウドを押せばダウンロードされます。これにより、通信量を使わずに外でも音楽を聴けるようになります。

Apple Musicでの通信量まとめ

ここまで、Apple Musicでの通信量とその節約方法について解説してきました。

Apple Musicはとてもいいサービスなだけに、できればフルで使いこなしたいですよね。そのためには通信量を知り、それをどう節約するかは大切なポイントです。賢く使いこなして、思う存分音楽を楽しみましょう!